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思ったほどきもくないです
09
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硝子の向こう
前回と同じ写真をピンホールカメラで。
やや広角なのとピンホール独自の柔らかい描写で
クリアさはないけど不思議な雰囲気。


こんにちわ。
現像おわたよー。光漏れしてなかたよー。
目張りしまくったのが効いたみたいで仕上がりは上々。
初めて作ったピンホールにしてはしっかり撮れるし
わりとシャープな描写になってるんじゃないかと自画自賛。
そりゃまーZeroシリーズ並みの精度に比べたらボケボケもいいところですけど。
あれ一個買うのにデジタル一眼レフ買っておつりが来るからなー・・・
ピンホールの大きさが違いすぎる(0.17mm)


こないだのテスト撮影うp記事で回りくどく露光時間についての薀蓄を語りましたが
ぶっちゃけ「自分のカメラでどれだけシャッターを開けていればいいか」
というのが分かればいいだけなので

逆算してこんな表を作ってみました。
左側が絞りの数値(f値)、右側はシャッタースピードの倍数です。


こないだも使ったこの画像。
この場合デジカメ君は絞りF2.8、シャッタースピード1/13を弾き出していますから
同じ写真をハリアナ君で撮るには1/13秒を4,096倍してやればいいわけです。
式にすると 4,096÷13=315.07692308… (約5分15秒)
当然ですがこないだと同じ数値が求められますので
露光時間の参考になる秒数が、この表とデジカメと計算機だけで分かる。
まあEXILIM EX-Z1000は2.8と5.6しか絞り値が無いんですけどね・・・


プリントアウト→ラミネート加工してiPod touchのストラップにつけてます
計算機は「フュージョン計算機
計算結果を空いてるスペースに一時置いておけるので標準の計算機より便利
それとタイマーは「タイマー 3D 69
標準の時計アプリは分単位なので、秒単位で69分59秒まで指定できるコチラが便利
どちらも無料で使えて、iPod touch一台持ってればあとは
デジカメでシャッタースピードと絞りを調べればいい。
カメラつきのiPod touch4やあいぽんなら「Lite Mate」という露出計アプリが使えるので
デジカメさえ持ってかなくていいんですけどね。
(無料版の精度はレビューをみる限り「あくまで参考程度」みたいですが)

そうやって露出時間を求めて一枚撮る。
それをメモして次の撮影に。
このスローさがたまらなく楽しい。
それゆえに一枚一枚が愛おしくなる。


ちなみにハリアナ君はファインダーもないので
デジカメを上に乗っけて、露出を求めるついでに構図もデジカメに頼って決めています。
同じ構図でピンホールとデジカメの両方がそろってる写真もいくつかあるので
比較用にそちらも掲載しておきますね。


孤独な遊具



たとえばこんな感じ。
天候:晴れ
露光時間:3秒
フィルムの使用期限が今回も大幅に過ぎていたのでカラーバランスとか
かなりおかしくなってるんですが、これはあえてあまりいじってません。
レベル補正や若干アンシャープマスクはかけてますよ。
フィルムスキャンしたそのままの画像は全体が青くかぶってますので。

でも逆にすごく味のある色味が出てると思ってます。




錆



どこまで細かい描写が可能か試してみたくて
敢えてフェンスとか細かいディティールのあるものを撮ってみました。
さすがに少し潰れてはいるけど、思ってた以上の描写力にびっくり
天候:晴れ
露光時間:10秒




裸樹



更に条件の厳しい「風にそよぐ小枝」の多い樹。
天候:晴れ(冬の15時と言えばもう日も傾く頃)
露光時間:5秒
こちらも思っていた以上の描写に驚きましたね。
露光時間がもうちょっと長かったら先端は写らなかったでしょうけど。




河原



どんより空の冬の16時。もう暗くなる頃ですが
天候:曇り
露光時間:45秒
前述のデジカメ露出計算法で22秒と出たので2倍ほど露光時間を引き延ばしてみたら
これが運よく正解だったみたい。
計算で得た露光時間はあくまで参考です。
様々な条件を加味して、自己判断で最終的な露光時間を決めるのも
ピンホール撮影の楽しみなんじゃないかなと。




雨上がりのベンチ

今回一番気に入ってる写真。
ピンホール独特のエッジのボケはそのままに、
全体的に(ピンホールにしては)シャープな写りなんじゃないかなと。
天候:雨上がり直後の曇り空。しかも日暮れ前
露光時間:2分
こちらも計算上は55秒ほどだったのですが、ちょっと自信がなかったので
ハイキーっぽくなってもいいやとしつこく露光したら丁度良かったみたい。




巻き忘れ

フィルム巻き忘れで思いがけず多重露光しちゃった残念な写真
どっちも単品でバッチリ撮れてたっぽいだけに悔しいなー。
1枚目、露光時間:12秒
2枚目、露光時間:20秒
天候はどちらも曇り。




桜川

さらに同じ場所。千波湖近くの、桜川という河川敷にて。
近年整備され、かなり綺麗になったうえに川べりまで降りていくことが可能になり
また千波湖に飛来する水鳥たちも、水が綺麗になったことで
よくこの川までやってくるようになったんですよね。
天候:曇り
露光時間:20秒





まだ写真は残ってますが今日はこの辺で。
ちゃんと撮れることが分かったので嬉しくて
もう次のフィルム入れて撮り始めちゃってますし
まだまだハリアナ君には活躍してもらう予定ですよ。

でも次回はガッケンフレックスの登場になりそうです。

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ガラスノムコウ
Mマークがうっすら見えるのが悔しいなw
自作トレス台の上にマクドナルドでもらったグラスを置き
真上からデジカメを構えて撮っています。


こんにちわ。
もうすっかり写真ブログですね。うっせーほっとけ。
ハリアナ君の第2回試写も終えて現像待ちです。
フィルムを抜き取ったあと、スレで教わったとおりに小さなLEDライトを
カメラの中に入れてみて光漏れチェックをしてみました。
目視で分かる部分ではいまのところ光漏れは無い模様。


パーマセルテープ(カメラの補修等でよく使われる遮光テープ)など持ってないので
ブローニーフィルムの裏紙をあちこち貼りこんだ成果が出てるかな?
その分外観的な美しさは若干見劣りする感じになってますが・・・
なんにしても現像結果次第ですね。ドキドキしながら待ってます。


んじゃテスト結果があがってくる前に前回の残りをうpしておきましょう
一部前回とかぶる撮影場所もあります

水戸中央郵便局前歩道橋
水戸中央郵便局前歩道橋から南町方面をパチリ

箱庭
前回貼ったこれも同じ場所から撮ってます(方向は少し違うけど)
ガッケンフレックスだとちょっと高いところから撮るだけで
乗り物はおもちゃに、人はお人形さんになります

裏
反対側を向くと、くたびれた(でもけなげに頑張ってる)看板が目に入りました
よく台風とかで飛ばないもんだ・・・

鉄骨と配管
某ホテルの裏手に回ると、素敵な鉄骨と配管の群れが目に飛び込んできました
ついモノクロで撮ってしまいましたが

 
 

気に入っちゃったので何枚か撮ってます。フォト蔵にはあげてませんけど。
最初がごくノーマル。二枚目はキャンドルライトモード
三枚目は全てオートにしてフラッシュ自動発光で撮ってます。
雰囲気変わりますねー結構。


努力賞
ちょっと路地に入ると、やっぱりこういうのはどこにでもあるんですね。
やるならやるでもうちょっと頑張れよって思ったりもしますが。
寂れ具合がいい感じ。久しぶりにToyCamera Analogcolorで加工してみました。


隙間
こういうビルとビルの隙間大好き。吸い込まれるように入って行っちゃいます。
電気やガスのメーターが並んでて、細く長い隙間から空を眺める

その隙間を進んでいくと

歪
今まで1階だと思ってた部分が2階だった
奇妙な感覚に包まれるこういう都市部の歪みに出会えると嬉しくなります。
てか良く来てる場所なのに裏側はこんな風になってたのね・・・


そっから結構歩いて


宮下銀座アーケード
水戸東照宮の参道(?)のアーケードをぶらぶら。
アーケードが古きよき時代の雰囲気なステキ空間。
権現さん(東照宮)の境内でも写真撮ってありますのでこの写真はその前フリにもなってます。


ということで次回はハリアナ君の光漏れチェックも兼ねた
テスト撮影第2弾の記事になると思います。
もーホントうまく撮れててほしい気持ちでいっぱいです。

水戸三の丸旧県庁舎
旧茨城県庁舎。
近代ゴシック様式のレンガ張りが重厚な佇まい
内装も結構ゴゥジャスなんです。
茨城県三の丸庁舎(旧茨城県庁)


こんにちわ。
前回の針穴光漏れカメラですが、少し見直しをしてからまたフィルムをつめて
2回目のテスト撮影を重ねています。
フィルムセットしてからトイカメスレで光漏れチェックのやり方教わりましたw
焦らずレスを待てばよかった・・・orz

写真・カメラファン(?)の間ではピンホールブームはすでに下火だったらしく、
アドバイスを求めてピンホールスレを覗いたら最終書き込みが2ヶ月前でした・・・
ブームなんて関係ねーです。ふじよしは今ハリアナが熱いんです。ほっとけ。

まぁそんなわけで。

とりあえずハリアナ君はテスト撮影&現像を終えるまで少しお休み。
今回はですね、11月の24日に免許の更新をしたのですが、その時撮った水戸市内の写真でも。
使用カメラはガッケンフレックスとコンデジ君です。

写真についての解説はリンク先のフォト蔵に軽く書いてありますんで
本文はあまり関係ない話します。

晩秋
普段自然だらけの田舎風景ばっかり撮ってますのでね。
たまには街中にカメラを持って出かけるのもいいものです。

街中とはいってもそこは地方都市。
一歩大通りを外れれば、そこには寂れた街並みもあったり。
路地
免許更新のとき(準優良講習でした)警察の方の説明にもありました。
茨城という県は総人口に対する人口分布率が異常に薄い。
山地が少なく平野が多いからどこにでも住めるんですね。

そんな感じで広く薄く人口が分布している為に鉄道が機能しにくい、
なので各家庭と公共施設を繋ぐ交通手段は道路に頼るしかない。
道路の総延長距離が北海道に次いで全国2位という突出した車社会なんですよね茨城って。
って言っても北海道は広いですし人口も500万超。茨城は面積も狭く人口も200万超程度。
県民一人あたりの道路面積がすごいことになってる特殊な車社会だという、警察の方の説明でした。
街路樹
よく茨城県民の運転は荒いとか言われます。
確かに荒いしマナーも悪いです。最悪です。最低です。
正直運転していて、「しね!!!」って思うドライバーを見かけない日はないです。
交通死亡事故件数も北海道、東京に次ぐ全国第三位。
県民総人口からみれば200万しか人のいない「ど田舎」でこれは異常な数値。
んで、警察の人間がこんな話するのかと興味深かった話が、
「茨城では、ドライバーは超天才レーサーかエスパーになるしかない」というもの。
交通危険予測のレベルがエスパー並じゃないと、完全には事故は防げない、ということでした。
路傍の椛
なんて言うんでしょう、中高生がチャリで出歩く延長上に車という交通手段がある、
みたいな感覚なんですよね。
実際県民の多くが18歳になれば一斉に免許取りに学校の合間に教習所通いだしますし、
親も子供の教習所費用まで学費の一部と割り切ってる家庭が多い印象です。
もちろんバイトして教習所費用自分で稼ぎ出す学生も多いわけですけど。
加えてそんな車社会ですから、お年よりも免許を返納しちゃったら生活できない。
だからもみじマークの車もいっぱい走ってる。もみじマークつけないジジババもいっぱいいる。
そんな年寄りの無茶な運転の分も含めて、危険予測をしつつ運転しろと言うのだから
警察も「無茶いうなw」って言われるのを承知の上で、そういう指導を
しなければいけないレベルなんだなーと実感しました。
そんな地域に住んでるので、出費は覚悟で近々ドライブレコーダーでも買おうかと。
自分で防衛するしかないですもんねー


はい、話戻しますよ。よかった戻ってこれたーw
そんなどこにでも住める広大な平野を持つ人口分布の薄く広い茨城県
県庁所在地の水戸市といえど人口も2万5000人程度。
他の地方都市と比べると笑っちゃうほど人が少ないんですね。
50万人都市と言われる他県の都市に比べれば、まー片田舎もいいとこですよ

そのせいもあるんでしょうけど・・・

箱庭
住んでてなんですけど、駅前のわりと拓けた場所に行っても、造り物感というか
なんか箱庭的なミニマムさを感じてしまうんです。水戸市という街は。
いかにもとってつけたような建物が並んで、馴染んでるんだか馴染んでないんだかっていう
綺麗なビルや公園やおしゃれなホテルがあっても、そこに人がいる感じがしないというか。
もちろん人は普通に住んでますけど、・・・うーん何て言ったらいいんだか
うまく言葉に出来ませんが、ちょっとした違和感というものを
感じずにはいられないふじよしなのです。

非常階段

ど田舎が無理して都会ぶってんなよって感じかな?w

いやディスってない。ディスってないです。
むしろ大好き。生まれ育った地域を愛せないわけが無いです。
そんな愛すべき街、何度も歩いてますが まだまだ新しい発見もあったりして
ミラー
この先も気ままに風景を切り取って付き合っていきたい
ふじよしにはちょうどいい街ですよ。はい。



しかし今回は本当にどうでもいい話で本文埋めたなー

はしごじゃないよ
長くなっちゃったんで、コンデジ写真は次の機会にうpします。


ちょっとだけ小難しい話をちょいちょい挟んでいきますね。
写真に興味が無い人には実につまらない記事です多分


こんにちわ。
ハリアナ君1号のテスト撮影を終えました。とりあえずフィルム1本分。
6×6版ですのでフィルム1本での撮影枚数は12コマ
ぶっちゃけ結構割高です。
ただでもらったフィルムで文句いってんじゃねーって感じですが。
現像+CD書き込みにかかる費用は35mmフィルム(24枚撮り)と同じなので
写真一枚当たりの費用は単純に倍ですね。せせこましい考え方ですが。

まあそんなわけでテスト撮影とはいえ慎重になりますよね。
お金のこと考えなくてもチャンスは12回しかないと考えちゃうと。
でも逆に「早く撮りきってしまいたい!そして現像に出したい!」と思って変なところで妥協しちゃって
考えなしにシャッター開けちゃうと出来上がっても気に入らない写真にしかならないわけで。
不思議なものです。
デジカメはまったくその真逆で、気軽にどこでもパチパチシャッター切って
撮ったその場で気に入らなければポイ。
偶然撮れた自分的ナイスショットだけ残して次にいけばいい。
どっちが良い悪いではなく、どちらも写真の楽しみ方としては全然アリです。


話が逸れつつあるので戻しますよ。


えーとまず。画像を見る前に書いておきます。
光漏れしてました。割りと派手に。
あと全体的に露出不足っぽくて、もうちょっと露光時間に余裕があっても良かったような印象でした

なのでまずは、前回触れた前フリの部分、露光時間等々に関する薀蓄は後回しにするとして、
作例を見てもらうとしましょう。

テスト撮影8
一番まともに撮れた写真。
天候:雨
露光時間:25秒
走っている車の軌跡がうっすら見えてますね




テスト撮影1
逆に一番光漏れ?内部反射?が酷かったもの。
天候:晴れ
露光時間:2秒
記念すべき一番最初の撮影だったのにガッカリ



そんなわけで以降、この真ん中の光のスジと右側の光が邪魔臭いですけど
一応撮れてましたので載っけておきますね。
光漏れの原因は今度の休みにでも徹底的に検証して潰していこうと思います。

あと、言い訳くさいですが使ったフィルムの使用期限が2007年4月だったので
カラーバランスとかは大幅に崩壊しています。
なのでフォトショップで色味はかなーり補正してます。
写り自体のボケはピンホール写真独特のものですので誤解なきよう。



テスト撮影2
フィルム巻き忘れ多重露光。
1枚目
天候:晴れ(日暮れ時、逆光)
露光時間:2秒
2枚目
天候:晴れ(日没直前の暗い日なた)
露光時間:15秒
完全に失敗ですが試験的にどうなるのか試してみたかったので、
一枚目に思いっきり逆光で撮ってます
二枚目の重ね撮りさえなければ少しはマシなサンプルになったのにねー




テスト撮影3
天候:晴れ
露光時間:3秒
画面右の光が一番強い。
水面がありますし午後の西日が強い時間帯でしたので、これらの事から

・真ん中のスジは箱同士の隙間から漏れた光
 (前のコマを撮っているときにちょうど真ん中に箱の継ぎ目が来ます)
・画面右の光は暗箱の内部反射が怪しい

と今のところ推測しています。




テスト撮影4
天候:晴れ
露光時間:3秒
先に述べたとおり、何の気なしにシャッター開けてしまった作品なので
たいした感慨も無いのですが、それなりによく撮れてるのがムカつくw



テスト撮影5
天候:晴れ
露光時間:3秒
上の写真と同じ場所。ちょっと立つ位置変えてみただけ
撮ってしまってからフィルム無駄にした気がして悔しかった
ここは田植え前の水を張った時期に撮りに来たら最高でしょうね




テスト撮影6
天候:夜(ショッピングモールの割りと明るい照明)
露光時間:17分
長時間露光を試してみたくて、でも片田舎では綺麗な夜景もあんまりないし
そんな景色を見下ろす場所にお手製カメラ持ってあがる怪しい人もまーいませんしw
なので某ショッピングモールの駐車場へ。
昼間もわりと奇抜な色使いの壁で、とんがったデザインの建物なんですが
夜はこれまたいまどき珍しいネオンだらけの電飾なので面白いなと思って。
いかにも田舎の大型店舗っぽい臭いが逆にいいかなと。
テールランプの軌跡がいい感じですね



テスト撮影7
天候:雨
露光時間:15秒
潰れたスロ屋。
草ぼーぼーの荒廃しきった駐車場もまた趣があったので
別のカメラで今度撮りにいきたいです。



テスト撮影9
天候:室内
露光時間:15分
我が家で一番オサレな部分、「内装にそぐわない、かなり浮いた雰囲気のシャンデリア」
もうちょっとオレンジ色の強い光線のはずなんですが色味いじりすぎたかな?



テスト撮影10
天候:室内(トイレの弱い電球下)
露光時間:30分
室内の長時間露光、しかも超接写のサンプル。
狭いので撮り終わるまで、トイレの中に篭ってますw




光漏れ、内部反射の見落としさえ無ければ ちゃんと撮れることが分かったので
またしばらく改良を重ねようと思います。
いっそピンホール箱(レンズ筒)から作り直しちゃおうかなー?

テスト自体は、天候や露光時間等をメモしつつスローに進めていくこの
まだるっこしさが逆に楽しくて、
客観的に見れば、三脚の先に手作りの怪しい箱くっつけて
それ持ってウロウロする不審者でしたがw


ハリアナ君1号(通称ハリー・ザ・ファースト)
完成しました。紙製手作りピンホールカメラ
ガッケンフレックスとおそろいのカラーリングにしてみました
120フィルムを使用するため、こうして比べてみると結構大きく、
またズッシリと紙で作ったとは思えない重量感があります


こんにちわ。
完全自作ではないです。
キャノンのwebサイトにて「キャノンサイエンスラボ・キッズ」というコーナーがありまして
その中にペーパークラフトでピンホールカメラを作るという趣旨のページが。
型紙もPDFでダウンロードでき、作り方もキッズの名のとおり子供でも理解できるよう
フリガナつきで解説されている為、多少難しい工程はありますが
根気よく丁寧に作業をすれば誰でも作れそうです。
材料もフィルム以外は(後述)入手が比較的容易なものばかり?

ただ、子供向けに出来る限り簡単にしているためか
カメラとしての性能やクオリティに欠ける部分が多少あります。
というわけで、気になる部分には独自の改良を施しつつ
個人的に「持つのが楽しく」なるようなカッチョイイものを目指して作ってみたつもりです。

【製品概要】
↓クリックで原寸

・焦点距離:50mm
・ピンホール径:およそ0.25~0.3mmくらい?
よってf値はだいたい167~200までの間
(この辺は次回の記事で詳しく触れることにします。)
・使用フィルム:ブローニー版(120フィルム)※220フィルムは使用不可
・水濡れ厳禁(笑)


本体底面には三脚固定用ナットを装備。
三脚を使用しない場合の安定度を確保する為、ナイロンゴムの滑り止めも使用しています
(外箱抜け落ち防止用の輪ゴムをかけるストッパーも兼ねています)
ナットを取り付ける為、本体内箱側のスペーサーを廃し、木材を直接取り付けています。
ナットを打ち込んだ際のハンマー傷が若干目立つのはご愛嬌。
もっと慎重にやればよかった・・・orz


上面はかなりシンプル。
120フィルムを使用するため、ノブは一つあれば事足ります。
赤い四角の中にはあとで機体名を書いたシールでも貼っておきます
輪ゴムをかけておく為の溝もついてます。
ヘアゴムを使おうとしていたのでかなり幅広の溝になってますね。
本体カラーに合う赤い輪ゴムが手に入ったので今はこれを使用中


AパーツとBパーツに分離しますが、コアブロックシステムは採用されていません
コアブロックに相当するであろうピンホール箱(暗箱本体)は
本来、焦点距離(箱の長さ)を変えた箱やレンズ&シャッター機構を自作した場合の
換装(交換)を想定して取り外しが出来るようになっていたのですが
光漏れの危険や脆弱さを考慮し固定式としました。
あとで箱の長さは可変できるように改造するつもりです。
(ピンホールに使用してるアルミ板の経年劣化により、穴径が大きくなって
 しまった場合も どのみち箱を交換しなければなりませんし)


紙製品の利点。
フィルム装填の際も、箱の「たわみ」を利用して隙間を稼ぎます。


諸事情により(追記で後述)、外箱の前面・上面・側面は
化粧紙と称して厚紙を2重にする必要があったため
紙製品にしては堅牢さがウリです。




では追記にて、詳しい製作過程と改良点などを。
かなり長くなる&画像多めになりますのでご注意をば。

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